iYell VOICE

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PROFILE

  • 若松 大輔

  • 桃谷 慶太

役者業を努めながら様々な職を渡り歩き、覚悟を決めてIT業界に飛び込んだ若松大輔。アパレル業界で接客経験を積み、前職では過剰なまでの兼任業務を背負わされたエンジニアの桃谷慶太。一匹狼タイプが多い一般的なIT企業とは異なる環境で、ともに切磋琢磨しながら凄まじいスピードで成長し続けている。

壮大な夢を描いて社会人生活をスタートさせた二人が、どうしてiYellに行き着いたのか。
iYellの掲げる文化の中で、憧れたエンジニアの世界はどのように映っているのか。
笑いが絶えない座談会の中で、垣間見える彼らの本心を探る。

TOPIC 01

働きながらも夢を追いかけられる環境はあるのか

夢を追いかけることを選択した社会人生活。
そんな二人のルーツに迫る
インタビュアー(以下聞き手)

お二方とも元々はエンジニアではないとのことですが、一体どのようなことを経験されてきたのでしょうか?

若松 大輔(以下、若松)

僕は9年近く、バイトをしながら舞台を中心とした役者活動をやってきました。
もともとは会社員というのにあまり興味を持てなくて、いろんな職種に就ける、いろんな人物になりきれるというのが魅力で飛び込んだのがキッカケです。

聞き手

役者だけで生計は立てられたのですか?

若 松

いや、それはさすがに。飲食店から派遣のお仕事まで。当時は役者で大成することを目指していたので、それ以外では賃金の高いところを選択していました。
舞台の予定が入ると二週間は稽古に時間を取られ、そして一週間ほど本番に時間が当てられます。なんだかんだ一ヶ月もシフトが入れないとなると、長続きする仕事なんかほとんどありませんでしたね。ただし当時は食いつなぐ為の手段としてしか仕事を捉えていなかったので、おかげで9年間の役者生活で11本もの舞台に立たせていたくことができました。

聞き手

つまり、どの仕事も1年と続かなかったのでしょうか?

若 松

一つだけ例外があって、コールセンター業務を3年半続けていたケースがあります。それはコールセンター業だったのですが、働く人の夢について寛容な会社で、私のような役者とモデルとダンサーしかいない極端な環境でしたね。それでもいろんな人たちが集まっていたので、それはそれで楽しかったです。
ほかにも集音器から聞こえる音を仕分けする仕事をしていました。飛行機が通った音だったら、右のボタンを押す。飛行機以外のカラスとかが通った音だったら左のボタン。というように聞こえてきた音をひたすら仕分けしていました。空港に寄せられる騒音公害などの苦情を裏付けるためのデータ集積なのですが、その作業はひたすら淡々としたものでしたね。

聞き手

それはずいぶん変わった仕事ですね……。
役者という本筋がなければ、とても続けるのが難しい仕事ですね。なかなかモチベーションが湧かないと言いますか……。
では、桃谷くんはどんなお仕事をしてきたのでしょうか?

桃谷 慶太(以下、桃谷)

1社目はアパレル業界、そして2社目がIT業界でしたね。

聞き手

1社目のアパレル業界ではどういったことをやっていましたか?

桃 谷

接客ですね。主に婦人靴の販売を2年ぐらいやっていました。元々ファッションに興味があって、それを仕事にできたらいいなという想いで学校卒業後に飛び込みました。
自分は男ということもあり、オトコゴコロは十分に理解できているつもりですが、一方のオンナゴコロは分からないなと。ここで女性相手に接客することで、オンナゴコロのこともある程度理解できるようになれば強いのではないかなぁと思ったのがキッカケですね。

聞き手

オンナゴコロに強いって、色々使えそうですね(笑)

桃 谷

いや、そういう意味ではなく(笑)

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考え事が好きというだけあって、発言の一つ一つに説得力がある桃谷慶太。入社前から「クールガイがやってくる」というウワサが先行してしまうほど、スマートなエンジニアの鑑である

TOPIC 02

iYellが職務経験より重要視している“人間力”

表舞台から裏方へ。環境を変えてでも
エンジニアを目指した理由とは
聞き手

お二方ともエンジニアからは距離がありますね……。
では、元々役者業をしていた若松くんが、なぜエンジニアを目指そうと思ったのですか?

若 松

たまたま配役でエンジニア役があり、それがキッカケでエンジニア職に関心や憧れを持ち始めました。よく考えると自分は「ものづくりをしたい」という想いが根底にあり、あくまでも手段だけを変えてみようかと。
そう考えた場合、お金をもらいながら勉強もでき、さらに “ものづくり” もできるというエンジニアは非常に魅力的でした。そこからエンジニアを学ぶために学校に行くことを決意しました。

聞き手

憧れがあったとはいえ、未経験のエンジニアの世界に足を踏み入れることに怖さはなかったですか?

若 松

年齢的なものもあり、「30歳未経験エンジニア」という肩書きでは雇ってくれるところがありません。もはや不安だなんてことは言っていられない状況だったので、「目指したからにはヤル!」という覚悟をもって飛び込みましたね。
運良く一番長く続けていたコールセンター業務がインターネット回線の接続に関する内容だったので、IT用語的な部分に関してのアレルギーは発生しませんでした。

聞き手

憧れ先行で目指したエンジニア業ですが、その勇気には感服しますね。
一方の桃谷くんは2社目でIT業界ということで、若松くんとは違ってIT業界の経験があったわけですが、アパレル業界からIT業界というと、大きな転機がないと考えもしないと思うのですが、何かキッカケでもあったのですか?

桃 谷

毎日接客をしていて、ふと「接客力だけでは生きていけない」って思ってしまったんです。もちろん接客力は一つの武器であることは確かなのですが、武器一つだけでは将来不安になるだろうなと。ファッションの他にもパソコンをいじることにも興味があったので、エンジニアになることを検討し始めました。

聞き手

個人ではパソコンに慣れていても、それをビジネスで活かすとなると話は別だったりしませんか?

桃 谷

入社してからやったのは、新規サービスの開発・運用、そしてブリッジSE、さらにはディレクションを兼務していました。ただし、そこは元々がアマチュアエンジニア。
兼務なんて聞こえはいいですが、全然できていませんでした(笑)

聞き手

そうとう兼務されていますが、もともと人手が足りていなかったのですか?

桃 谷

会社の体制自体、スペシャリストよりもジェネラリストになりましょうという風潮がありました。そして元々その会社にいたエンジニアはフリーランスばかりが在籍する環境で、自分がエンジニアの正社員第一号みたいな立て付けになっていました。会社的に正社員への過度な期待でもあったのかもしれませんね(笑)
具体的には「最終的にフリーランスのエンジニアをまとめてね」とマネジメントのような側面も期待されていました。

聞き手

今後入ってくる社員に対して「桃谷みたいになれよ」のようなことを言いたかったのかもしれませんね。ロールモデルというか。
ちなみにアパレル業界のようなオモテに出るような仕事から、IT業界のように裏方を務める仕事に移ったことにモチベーションの変化などはありませんでしたか?

桃 谷

確かにIT業界に業種変更する際に迷った部分ですね。
人とのコミュニケーションが特定の人物に偏ってしまうことは想定していたので不安でした。ただ、その不安に怯えていたのではエンジニアにはなれないと思い、とりあえずなってみたというのが正しいです。でもやってみたら、そこまで違和感は感じませんでしたね。

聞き手

転職した頃には “オンナゴコロ” も掌握していたことでしょうしね(笑)

桃 谷

すいません、iYellに入ってからも全然分かっていないです(笑)

若 松

あ、僕に教えてもらってもいいですか(一同爆笑)

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経験職種は社内随一、ルーツが役者業という異例の経歴を持つ若松大輔。様々な環境を渡り歩いただけあって、彼の人心掌握術はピカイチである。2018年も超有名原作の舞台に立ち、社内外問わずマルチに活躍する

TOPIC 02

採用活動からして特殊な会社
同じ開発環境を持つ他社との違いとは

夢追い人 meets iYell。
彼らはどういった経緯でiYellにたどり着いたのか
聞き手

iYellの存在って、どのように知ったのですか?

若 松

僕が通っていた学校が就職保証もしていて、開催された説明会で初めてiYellの存在を知りました。

聞き手

当時のiYellは創業2年も満たない会社だったわけですが、そこに不安はなかったのでしょうか?

若 松

選ぶ立場ではないというのがありましたが、そこは強気に行きたい場所にしか行かないという姿勢ではありました。それこそ楽しかった役者業を諦めてまで行こうとしているわけですから、役者業と同じぐらい楽しいところじゃないと意味がないとすら考えていました。
その説明会でのプレゼンテーションは「楽しそう」な雰囲気がひしひしと伝わり、会社の設立年とかは気にならなかったですね。
事業説明はほどほどに、「社員でフットサルをした」みたいな話もありましたし(笑)

聞き手

説明会では他社のプレゼンテーションも聞いていると思いますが、iYellとの決定的な違いって何だったのでしょうか?

若 松

他社の場合は採用したい人材に対し、強いこだわりを感じたんですよ。例えば「大卒で◯◯の資格を持っていてください」とか「◯◯のスキルを持っていて欲しい」といった感じですね。そもそも自分には持っていない要件だったので仕方がなかったのですが、何か閉鎖的な印象を感じましたね。その点、iYellは完全に不問でした。

聞き手

その説明会後の面接はどういった心境で臨みましたか?

若 松

“ものづくり” を続けるという部分では芯はブレていませんが、iYellの面接の際には役者からは足を洗って、エンジニアになるという一心でした。
しかし、窪田社長からは意外な一言が……

聞き手

え、なんて?

若 松

「役者を続けていいよ」って。
いろんな手段の “ものづくり” を同時に挑戦させてもらえるとは思っていなかったので、早くiYellで働きたくで仕方がなかったですね。

聞き手

それは「働きやすさ」と「働きがい」を “ちょうどよく“ 両立させること目指しているiYellだからこそのアドバイスですね。
一方、桃谷くんはどういった経緯でiYellのことを知ったのですか?

桃 谷

前の会社からはジェネラリストの部分を求められていたわけですが、僕自身はスペシャリストでありたいと思ったんです。このまま続けたところで、スペシャリストになるという道筋が描けなくなってしまいました。
それを当時の上司に相談してみたところ、iYellのCTOが知り合いであるということで紹介していただいた感じですね。

聞き手

確か、桃谷くんは面接の前に見学に来ていましたよね?

桃 谷

当時の会社は定時が19時(iYellは18時30分)だったのですが、そのあとに見学にお邪魔しました。もちろん、見学をしても人は少ないんだろうなぁと思っていたのですが、結構多くの人が僕の見学を待っていてくれたみたいで、多くの人とお話しする機会に恵まれました。そして、みなさんがiYellの素晴らしさを切々と語ってくれて……

若 松

あ、覚えている。僕もiYellの素晴らしさを語ったね(笑)

桃 谷

そうでした(笑)
当初、1時間程度と見越していた見学だったのですが、話が盛り上がりすぎて22時を過ぎてしまいましたね。みなさん、業務時間をとっくに終えているのに優しいなぁと。
それに普通だったら「プログラミングはどのくらいやってきたの?」なんて質問が飛び交うのでしょうが、そういうのは一切なく、「趣味は?」とか「休みの日は何しているの?」とか、もはや合コンかと(笑)
この会社は人をスキルとかで見るのではなく、本当に内面だけで判断しているのが明確だったので、素直に「めっちゃいい会社じゃん」って強く感じましたね。

聞き手

元々はスペシャリストを目指して転職しようとしていたわけですが、仕事の話でも技術の話でもなく、人柄の話ばかりになって面を食らったりはしなかったのですか?

桃 谷

さすがに気になる点は自分から質問したりしましたし、スペシャリストを目指しているということもその場で伝えましたが、そこは全面的にバックアップしてくれると即答していただきました。前職の面接でも同じことを言ったのですが、結果的に違う結末を迎えてしまいました。iYellのこの人たちであれば全面的に信用できるなと思いました。

聞き手

では、その若松くんはその見学後にどんな会話をしていたのですか?

若 松

もう、桃谷くんには入ってもらいたいよね〜と言ってました。
ただ、盛り上がり過ぎちゃって嫌われたかなぁとも(笑)
だから本当に来てくれて良かった!!

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真面目なミーティングの二人の様子。アツいエンジニアの若松とクールなエンジニアの桃谷は、凸凹コンビながらお互いの足りない部分を補完しあえるパートナーでもある。で、若松くん、そのパンは今食べる必要ある?

TOPIC 04

恵まれた成長環境の中で創造する新たな夢。
僕らは「働きやすさ」と「働きがい」を両立できている!

新たな環境への船出。彼らがiYellに
抱いた第一印象はどう変わったのか?
聞き手

実際にiYellで働いてみて、その第一印象に変化はありませんでしたか?

若 松

自分の意見やアイデアが反映されやすい環境だなぁと。
コールセンターで働いていた時は上司の意見にある程度合わせていかなければいけないというシーンがたくさんありました。それが一切ないですね。
エンジニアという側面でも、自分は開発現場にいたことがないので他社比較ができるものではないのですが、巷でよく聞く「ブラックな開発現場」なんて都市伝説なのではないかと思うほど、個人を尊重してくれていますね。そしてそれがちゃんとカタチになっていくというのは楽しいの一言。だから説明会の時に感じた第一印象に間違いはなかったです。 この会社は本当に世界を変えられるような気がしてならないですね。

桃 谷

同じく、やりたいことをやらせてもらえるというのは大きいです。
自分に興味があるものをどんどん拡げていけるし、どんどん深く掘っていけるという部分に働きがいを感じます。僕は突き詰めてやり遂げたいという性格だったりするので、それを認めてもらえる職場なんてそうないですよね。

若 松

そうですね。認めてもらえるからこそ、自分も一緒に世界を変えるサービスを生み出したいという意識が強くなりました。

桃 谷

本当にそう。自分が書いたたった一行のコードが、これから世の中にどのような価値を生み出すのかと考えると楽しみでしょうがないですね。だからこそ、一行一行大切にコードを書いていきたいです。

聞き手

かっこいい!若松くん、聞いた?
このセリフがかっこいいエンジニアなんだよ(笑)
では、まだ二人とも入社前と比べて何か変わった部分ってありますか?

若 松

とにかく自信がつきました。
役者をやっていた割には人前に立つのが苦手で、会議で発言するのも嫌で仕方がなかったのですが、今はそんな感じではなくなっていますね。さすがに人を見て採用しているだけあって、みんなが人格攻撃してこないという安心感があるからかもしれないですけど、手を挙げて意見を言いやすい環境があるからこそ、早いスピードで成長できたのでしょうね。

桃 谷

僕は笑う瞬間が増えました。
アパレル時代は接客業ということもあって笑顔を意識していましたが、IT業界に携わってからは、みるみる笑顔は減っていきました。人と喋る機会も減りましたし、業界外の人から見たらパソコンが友達のような感じですらあったかもしれません。 でもiYellでは同じIT業界であるものの笑う機会が本当に多くて、自分はこんなにも笑顔でいられるものなんだと気付かされた部分でもあります。

聞き手

確かに二人ともよく笑っている印象が強いですね。

桃 谷

それでもこの会社は本当に笑顔が絶えない環境なので、いまだに「桃谷は表情が動かない」なんて言われてしまうこともあるんですけど(一同爆笑)

聞き手

では二人にとって、どんな人にiYellに来て欲しいですか?
どんな人と一緒に働きたいですか?

若 松

僕は単純に素直な人と一緒に働きたいですね。
例えば「一緒に◯◯やろう!」と声をかけた時に、「でも〜」から入ってしまう、やらない理由を探してしまうような人よりかは、素直に色々なものを共有し合える人と働きたいです。

桃 谷

確かに素直な人ほどこの会社に向いていますよね。
自分の得意なものから苦手なものまですべてをさらけ出して共有できるような人と働きたいですよね。弱いところを知り合えれば、お互いにフォローし合えるわけですし。

聞き手

なるほどね。
つまり桃谷くんは “オンナゴコロ” の掌握が強みで、“表情の動かなさ” が弱みってことですね。

桃 谷

それって、どうフォローし合うんですか(一同爆笑)

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